延世語学堂の先生交代制度、とっても面白いです。
こんにちは、うの(@uno_00_)です。
延世語学堂では、中間試験の前と後で先生が交代する制度があります。
最初はちょっと嫌だなあと思っていたのですが
勉強する身として、すごくありがたい利点だったりがよくわかってきました。
その制度のことと、私がお世話になった先生方のお話も
ちょっとしていこうと思います。
〜中間試験までの1・2時間目のパク先生
私これまで日本で小中高と公立の学校に通ってきました。
そしてかわいそうなぐらい先生運がなくて、
恩師と呼べるような先生はいなくて。
母校に行っても絶対挨拶したい先生とかいなかったんですよね。
何とも悲しい。
しかしここにきてやっと私の大好きな先生に出会えました・・・
そうです、人生初めての語学堂生活の担任をしてくださったパク先生。
すごく勉強してくる人からしたら、退屈な部分もあったかもしれないですが
発音も常に丁寧に、ゆっくりと、
授業もできてない人もフォローしながら進めてくださる先生でした。
そして後になって実感したことなのですが
こんなに生徒を褒めながら進めてくださる先生は多くないのだなあと。
最後の授業の時に個人的に手紙を書いて渡したのですが、
その後に廊下で先生とすれ違って!
「お手紙感動的でした、本当にありがとうね〜〜」
って言ってくださって。
なぜか私が泣きそうになりました。
いろんな感情が巻き起こりすぎて疲れる私は
語学堂生活の最初は疲弊しまくっていて。
それでもなんとか頑張って、クラスで1番点数を取りたい!という気持ちを持ち続けられたのはパク先生のおかげでした。
多国籍なクラスの友達だけではなくて、
先生との出会いもあるんだとすごく嬉しくなりました。
中間試験〜3・4時間目のハン先生
この先生はなんと語学堂の教科書を作られた先生の1人。
話すこと、話し方、授業の進め方、全てにおいて溢れ出るベテラン感。
親身になって支えてくれるパク先生とはまたタイプの違った方ですが、
私がとっても好きな先生。
- 3級ではどんな能力がどれほど求められるか
- 勉強していく上で大切な心の持ち方
そんなお話もしてくださいます。
でも冷徹なわけでもなくて
「もちろん3級ということを考慮したスピードと語彙で話しているけど、わからなかったら言ってね。言いずらかったら、こっそりメモで渡してくれてもいいよ。」
っておっしゃってくださって。
なんというか、少人数で進めるからでしょうか。
それとも私が良い先生にしか当たってないのでしょうか。
どの先生もタイプは違うんですが
どの先生も違った面白さや良さがあって。
こんなに勉強を楽しくできることってこれまであったかな、と思います。
先生交代制度って実際のところ。
最初は否定的な考えもありました。
せっかく最初の先生のやり方に慣れて、やることも掴んできたのに
またそれを組み立てなきゃいけないというのが大変そうで。
でも、思ったよりは楽でした。
というのも一回掴んだやり方は、応用が効くからです。
そしてもう1つ、私がこの制度を気に入った理由があります。
やっぱりリスニング能力の向上です。
向上というほどうまくないのですが・・・
その先生も人間なので、ある程度癖があります。
驚くほど抑揚が少ない先生もいらっしゃいますし、
声のトーンやその他諸々、発音の違いに慣れ始めたような気がします。
これは対策のしようがなく、ただたくさんの音を耳に入れるしかないんです。
そんな機会を作ってくださっている、素敵な機会だなあと思います。
さいごに
語学堂に入って約7週間程度の授業が終わりましたが、
やっぱり独学でやるのとは違うなあと。
独学でももちろん習得はできますが、
韓国の語学堂に入って新たな面白さにも気づけたし
本当に留学って面白いなあと。
これからももがきながら、面白いこと楽しいことたくさん見つけて過ごしていきたいと思います。
おしまいっ