韓国で暖かみを実感した私の蔚山旅行。

 

 

 

こんにちは、うの(@uno_00_)です!

 

 

日韓関係が悪化しているとも言われたりする今、

私は韓国に来て暖かさに触れ続けています。

 

 

日本では感じることのなかった、素敵な部分を自分だけではなく

たくさんの人にも向けて。

 

 

韓国にいなくて、メディアを見て不安が募っている人がもしいるのなら

そんな人にも届くといいなと思います。

 

 

 

 

高速バスで出会ったお姉さがくれた暖かさ

 

 

今回の旅行はちょっとでも費用を抑えようと、高速バスでの長旅を選びました。

 

 

行きのバスでは通路を挟んだ横には、

綺麗なお姉さんが1人。

 

 

 

 

4時間以上バスに乗るので、途中で休憩所に立ち寄ります。

 

タイミングが悪く、台風に向かって走っていたので

天気もどんより、冷たい風を実感する日でした。

 

 

 

 

風と降り始めた雨から逃げるかのように、トイレからバスに駆け戻り

ぼーっと窓をつたう水滴を眺めていました。

 

 

 

その時横のお姉さんが

「これ良ければ食べませんか? 1人で食べるにはあまりにも多くて。」

と言って、お饅頭を差し出してくれました。

 

 

湯気が見える、焼きたてのお饅頭を分けてくださいました。

 

 

お礼を言って1ついただくと、「2つ食べていいよ」と。

 

 

 

そのまま食べるとあまりにも熱くって、でも冷えていた体がポカッと暖まりました。

 

 

そして何より、台風に向かって走っていた憂鬱さが混ざった心も

暖まりました。

 

 

「ありがとうございます」を韓国語で繰り返すことしかできない

そんな私にも笑顔で話しかけてくださったお姉さん。

 

 

片道4時間半の長旅を終えて、バスから降り立つとき

ふわっと微笑んでくださった時の暖かさ。

 

 

ちょっとくすぐったくて、同時に異国では気持ちを十分に伝えられないもどかしさ、

うまくまとまらない心を抱えて始まった、

韓国初めての国内旅行。

 

 

 

韓国人の友達のご家族がくれた暖かさ

 

 

韓国人のおうちにお邪魔させていただくのは、今回が初めてで。

 

 

言葉の問題から、私が文化や常識に対する知識不足、いろんなことが重なり正直すごく心配だった。

 

 

でもそんな私に優しくしてださって、

たくさんの暖かみを無償でくださったお友達一家に、私はどうお返しをしたらいいのでしょう。

 

 

 

1日目の昼と夜、そして2日目の朝ごはんを作ってくださったお母さん。

 

 

久しぶりにこうして作られたご飯を口にして

電子レンジで暖められたご飯とは違う暖かみを実感した。

 

 

 

あまりにも美味しくて、お母さんの優しさが溢れ出てるご飯に

情のあるお国柄、人柄を実感しました。

 

 

台風の中行ったから慶州旅行はびしょ濡れで、雨の冷たさがずっと横にいた。

 

 

韓屋カフェの屋根から滴る雨。

 

 

それでもたくさんの場所に連れてってくれて、わからない韓国語だらけな私に、

簡単な韓国語でたくさん説明してくれながら

車を回してくれた、お兄さん。

 

 

暖かい、なんて言葉で表していいのかわからないくらい。

 

 

帰りの暗い道ではお兄さんも疲れているだろうに、運転して私とお友達は寝かせてくださって。

 

 

 

恥ずかしくって直接渡せなかったけど、友達を通して、お手紙を残した。

 

 

きっとその手紙すら、不自然な表現であふれている。

その上、私のこの感動の10%も伝わってないのかもしれないんだけど

どうか私の、心の底からの感謝の気持ちだけでも伝わっていたらと祈るばかり。

 

 

その日の夜寝るとき、日本語で「おやすみ〜」って声をかけてくださったこと、

一生忘れられないくらい嬉しかった。

 

 

そして帰ると初対面のお父さんまでいらして。

 

 

お父さんは方言の抑揚がはっきりしているのと

速度が速くてなかなか聞き取れず、会話らしい会話はできなかったかもしれない。

 

 

でもソファに座っていたお父さんは、横をポンポンと叩いて

ここ座りなって声かけてくださって。

 

 

楽に過ごしなさいって笑いかけてくださいました。

 

 

私が頑張って敬語で話しているんだけど、

尊敬語って難しいものもあって言葉が詰まると

助けてくれるし、笑顔でウンウンって聞いてくださって。

 

 

嬉しさと申し訳なさでなんとも整理のつかない気持ちだったけど

私は幸せだとすごく実感した。

 

 

そしてなんと言ったって、おうちに招待してくれた韓国人のお友達。

 

 

わたし達はSNSで出会ったから、ある意味会うのは少し勇気が必要だったかもしれない。

 

 

そんな私を家に呼んでくれて、私の拙い韓国語をたくさん褒めてくれて

同い年だからなのか話もとても盛り上がって。

 

 

 

そうだ、私は母国が違うから言葉も文化も違うけど大切な友達がいて、

その人たちのために韓国語ができるようにならなきゃいけないんだって

改めて気づけたよ。

 

 

たくさんのおもてなしも、いろんな場所に連れて行ってくれたことも

ソウルとはまた違った方言の可愛さも

全て忘れない一生の思い出。

 

 

こんなにネイティブに囲まれたことがないから

頭も辛くてもどかしさに涙も出そうだったけど。

 

 

韓国に来て、こんなに楽しくって幸せだなって実感できたのは初めてかもしれない。

 

 

 

 

さいごに

 

 

 

たった2日間、フラッっとソウルから出て過ごした。

 

 

言葉にはできないようなこの感情を、処理できずに

幸せすぎて、あまりに幸せで帰りのバスの中でちょっぴり泣いた。

 

 

まだお子様な部分ばかりだけど、そんな私が

人生で初めて幸せで泣いた。

 

 

 

どうかメディアを通した国交ばかりに目を向けず、

人が人と向き合うことで、接することで生まれる”この感情”に目を向けて世界を広げたいし、たくさんの人に広げてほしい。

 

 

そしてこの人の暖かさを私も世界に向けていければと思う。

 

 

 

 

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